ポルトガルの国旗は、比率2:3の長方形を竿側が緑、反対側が赤の縦二分割にし、その境目に金色の天球儀(アルマダ・スフィーア)と国章の盾を重ねて配したデザインです。緑は旗の長さの2/5、赤は3/5を占めます。盾の白地には五つの青い小盾が十字形に並び(各小盾に白点五つ)、その外側の赤い縁には七つの金の城が配されています。現在の旗は、1910年の共和革命後に設けられた委員会案をもとに、1911年6月19日の憲法制定会議の法令で色と構成が定められ、同年6月30日の官報で細部規格(寸法・配置)が公布されました。緑は「濃い緑」、赤は「緋赤」と法令文で表記されています。緑・赤の組み合わせは、1891年の共和派運動以来の色使いが背景にあり、のちに「希望(緑)」や「犠牲・勇気(赤)」という愛国的解釈が広まりました。中央の天球儀は大航海時代の海洋史を、盾は中世から続く国家の紋章伝統を象徴します。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| 緑(地の竿側) | 0,102,0 | 100,0,100,60 | #006600 | 349C(参考) |
| 赤(地の反対側) | 255,0,0 | 0,100,100,0 | #FF0000 | 485C(参考) |
| 黄(金の天球儀・城) | 255,255,0 | 0,0,100,0 | #FFFF00 | 116C(参考) |
| 青(小盾) | 0,51,153 | 100,67,0,40 | #003399 | 286C(参考) |
| 白(盾地) | 255,255,255 | 0,0,0,0 | #FFFFFF | — |
| 黒(線・陰影) | 0,0,0 | 0,0,0,100 | #000000 | BlackC(参考) |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 1987年3月30日:国旗の一般的取り扱いを定める政令を公布
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「政令150/87」により、掲揚の作法や公的施設での取扱いなど実務規程を整備しました(意匠や色番号の新規指定はなし)。
- 1911年6月30日:官報で旗の作図・寸法規格を公布
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6月19日法令に基づく技術的細目(比率2:3、緑2/5・赤3/5、天球儀や盾の配置など)が「Diário do Governo」第150号で示され、現行デザインの実務標準が確立しました。
- 1911年6月19日:憲法制定会議の法令で色と構成を規定
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「濃い緑」と「緋赤」を用い、色の境目に天球儀と国章を重ねる骨格を法文で確定しました。
- 1910年12月1日:新国旗を初公開
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王政打倒から間もなく、独立回復記念日(12月1日)の式典で新旗が披露されました。共和派の色(緑・赤)が国家の象徴へ転化していく契機となりました。
国情報
| 正式名称 | ポルトガル共和国 |
|---|---|
| 首都 | リスボン |
| 最大都市 | リスボン |
| 公用語 | ポルトガル語 |
| 面積 | 92,226km² |
| 人口 | 10,639,726人(2024年) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 50,040USD(2025年IMF推計) |
| 独立・建国 | 1143年(成立とされる)、1179年(教皇勅書で王国承認) |
| ccTLD | .pt |
| 国際電話番号 | +351 |

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