パキスタンの国旗は、濃い緑の地に白い三日月と五角星を配し、旗竿側に白い縦帯を置くデザインです。比率は2:3です。緑はイスラムを中心とする国の多数派社会を、白い縦帯は非ムスリムの少数派の市民を象徴すると説明されています。三日月は進歩、星は光と知識を示す、と政府・資料で広く解説されています。
この旗は1947年8月11日に制憲議会で採択され、8月14日の独立とともに正式な国旗となりました。意匠は全インド・ムスリム連盟の旗(緑地に星月)を基に、少数派を示す白帯を加えて国家旗へ発展したものです。作図は白帯が長さの1/4、残り3/4が緑の地となること、星月の位置や大きさの幾何学が細かく定められています。色は公式文書で「濃緑(Pakistan green)」とされますが、数値の色票(Pantone等)は示されていません。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| 緑(地) | 0,64,26 | 100,0,59,75 | #00401A | — |
| 白(帯・星月) | 255,255,255 | 0,0,0,0 | #FFFFFF | — |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 2002年:国旗の掲揚・使用細則を「Pakistan Flag Rules, 2002」として整備
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官公庁や公職者の掲揚基準など運用面の規則がまとめられ、国旗の扱いが制度化されました。
- 1956年3月23日:共和国移行後も継続使用
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イスラム共和国の成立後も、独立時に採択された国旗が変更なく維持されました。1971年の東パキスタン分離(現バングラデシュ)後も同様です。
- 1947年8月11日:制憲議会が国旗を採択(8月14日に公式掲揚)
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全インド・ムスリム連盟旗に白帯を加えた意匠が承認され、独立と同時に国家旗となりました。白帯は少数派の市民を尊重する理念を表すとされます。
国情報
| 正式名称 | パキスタン・イスラム共和国 |
|---|---|
| 首都 | イスラマバード |
| 最大都市 | カラチ |
| 公用語 | ウルドゥー語、英語 |
| 面積 | 881,913km² |
| 人口 | 251,269,164人(2024年) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 6,955USD(2025年IMF推計) |
| 独立・建国 | 1947年8月14日 |
| ccTLD | .pk |
| 国際電話番号 | +92 |

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