バミューダの国旗は、赤地にユニオンジャック(左上)を配し、右側にバミューダの紋章(国章)を描いた構成で、いわゆる「レッド・エンサイン型」の植民地旗です。イギリス海外領土でありながら、例外的に「レッド・エンサイン」を国旗として用いる数少ない地域です(他の多くは「ブルー・エンサイン」型を採用)。
旗の右側に描かれた紋章には、赤い盾の中に座礁した帆船(Sea Venture号)が描かれ、その上には赤いライオンが盾を支えるように立ち上がっている。このライオンはイングランドの象徴であり、バミューダがイギリスの海外領土であることを示している。
座礁した帆船(Sea Venture号)は1609年、イギリス人の入植者を乗せていた船で、バミューダ島に漂着した歴史的出来事を象徴しています。この難破事故が、バミューダへの恒久的なイギリス入植の始まりとなりました。
国旗の歴史的背景と成り立ち
【1999年】国旗の使用規則を一部改訂し、政府機関用にブルー・エンサインも許可
1999年、イギリス政府の方針変更により、バミューダ政府機関がブルー・エンサイン(青地にユニオンジャック+紋章)を使用することが許可されました。ただし、一般的な「国旗」としては赤地のレッド・エンサイン型が引き続き使用されています。これはイギリス海外領土では珍しい運用例です。
【1910年】現在の国旗(赤地+国章)が正式に採用
1910年、バミューダの自治政府により、現在のレッド・エンサイン地に自国の紋章を加えたデザインが正式な地域旗として採用されました。これにより、商船旗としても用いることが可能となり、国際的な場でのバミューダの識別に使われてきました。
【1875年〜1910年】ブルー・エンサイン型の旗を使用
1875年、バミューダの自治が強化される中で、ブルー・エンサイン(青地にユニオンジャック)に島の紋章を加えたデザインが地方旗として使用されていました。これはイギリス植民地共通の形式で、官用船や政府施設で使用されていました。
【1609年〜19世紀中頃】ユニオンジャックまたはイギリス海軍旗を使用
バミューダは1609年、イギリス東インド会社の支援のもと、サマセット公の一団が座礁をきっかけに上陸・定住したことで、イギリス領としての歴史が始まります。それ以降、長らく独自の旗は持たず、イギリス国旗(ユニオンジャック)や英海軍の旗が使われていました。
国情報
| 正式名称 | バミューダ |
|---|---|
| 首都 | ハミルトン |
| 公用語 | 英語、ポルトガル語 |
| 面積 | 53.3平方km |
| 人口 | 72,337人 |
| GDP(一人あたり) | ー |
| 独立 | ー |
| ccTLD | .bm |
| 国際電話番号 | 1441 |

コメント