バーレーンの国旗は、左側に白、右側に赤の2色から成り、両者の境界に5つの白い三角形(ジグザグ)が並ぶ鋸歯状の境界線が特徴です。この旗は中東・湾岸諸国の中でも視認性が高く、象徴性に富んだデザインです。
- 赤色:伝統的にアラブ湾岸諸国で戦い・勇気を象徴する色。また、バーレーンが属していたイスラム教ハワーリジュ派(過激派)との戦争を象徴していたとも。
- 白色:平和と純粋さの象徴。
- 5つの三角(鋸歯):イスラム教の五行(信仰告白・礼拝・喜捨・断食・巡礼)を表す。
この国旗は、伝統(赤)と平和(白)、そして信仰(五行)を視覚的に表現しつつ、簡潔でモダンなデザインに仕上げられています。
目次
国旗の歴史的背景と成り立ち
【2002年】現在の「5つの鋸歯」デザインに正式変更
2002年、バーレーン王国は憲法改正と君主制の強化(首長国 → 王国)にあわせて、国旗のジグザグ部分を5つの三角形に固定しました。これはイスラム教の五行を明確に象徴する目的であり、以降この形式が公式国旗となっています。
【1932年】鋸歯状の境界線が初登場し、白と赤の分割に
20世紀初頭、周辺諸国との区別を明確にする必要が高まり、1932年に白と赤の二分割に加え、鋸歯状の境界線が初めて導入されました。
【19世紀後半〜1932年】赤一色の旗+白の帯が使われていた
イギリスの保護国となっていたバーレーンは、伝統的な赤旗(アラブ湾岸諸国に共通)を用いつつ、海上で敵味方を識別するために旗の左端に白の縦帯を追加した形式を使うようになりました。これが白赤二色旗の原型となります。
【19世紀初頭以前】赤一色の旗(部族旗)を使用
バーレーンを含むアラビア半島東部では、戦闘的な部族・首長国の象徴として赤一色の旗が広く用いられていました。当時は正式な国旗というよりも、部族または支配者の象徴旗としての性格が強いものでした。
国情報
| 正式名称 | バーレーン王国 |
|---|---|
| 首都 | マナーマ |
| 最大都市 | マナーマ |
| 公用語 | アラビア語 |
| 面積 | 758平方km |
| 人口 | 1,540,558人 |
| GDP(一人あたり) | 2万3590ドル |
| 独立 | 1971年8月15日 |
| ccTLD | .bh |
| 国際電話番号 | 973 |

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