アルメニアの国旗は、赤・青・オレンジ(山吹色)の横三色旗です。現在の旗は1990年に制定され、1991年の独立後も正式な国旗として継承されました。三色はそれぞれ以下のような意味を持つとされています。
- 赤:アルメニアの自由と独立のために流された血、または国土とキリスト教信仰の象徴
- 青:空と平和、アルメニア国民の意志
- オレンジ(山吹色):国民の勤勉さと創造力、豊かな大地
一見するとシンプルな三色旗ですが、これはアルメニア民族の歴史的苦難と誇り、そして未来への希望を表現したものです。
目次
成り立ちの歴史
1991年以降:国旗の継承と法制化
アルメニア共和国憲法により、三色旗は国家の恒久的象徴として定められています。色の意味は法律に明文化されていないが、広く認識されている国民的解釈が尊重されています。
1990年:ソ連崩壊に先立ち三色旗を復活
ペレストロイカの流れの中、アルメニアは民族的自立を強め、1990年8月に再び三色旗を復活。これは独立の意思表示でもあり、翌1991年のソ連崩壊とともに正式な国家国旗として再承認されました。
1920年:ソビエト化と国旗の廃止
わずか2年でソビエト連邦に併合され、アルメニア・ソビエト社会主義共和国(アルメニアSSR)が発足。国旗は赤地に金色の鎌と槌、星を配した典型的なソ連型の旗に変更されました(何度か細部が変更)。
1918年:アルメニア第一共和国で初の国旗制定
第一次世界大戦とロシア革命の混乱の中、1918年にアルメニアが独立(第一共和国)。このとき現在と同じ赤・青・オレンジの横三色旗が国旗として制定されました。デザインは歴史家ステパノス・マラクヤンによって考案され、民族的シンボルと労働・信仰・犠牲を反映していました。
ロシア帝国支配下(19世紀~1917年)|国旗なし
アルメニアはロシア帝国やオスマン帝国に分割されており、独自の国旗は存在していませんでした。公的には支配国(ロシア、オスマン)の旗が掲げられていました。
国情報
| 正式名称 | アルメニア共和国 |
|---|---|
| 首都 | エレバン |
| 公用語 | アルメニア語 |
| 面積 | 29,800平方km |
| 人口 | 2,973,840人 |
| GDP(一人あたり) | 4,267ドル |
| 独立 | 1991年9月21日 |
| ccTLD | .am |
| 国際電話番号 | 374 |

コメント