エルサルバドルの国旗は、青・白・青の三色横旗で、中央に国章が描かれています。この配色は、中央アメリカ連邦時代の旗を継承したもので、青は太平洋とカリブ海、白は平和と連帯を象徴します。
中央の国章は、三角形の中に5つの火山(中央アメリカ5カ国の団結)、背後の海と昇る太陽、自由の赤いフリジア帽、虹が描かれ、周囲を月桂樹の枝で囲んでいます。外周には「REPÚBLICA DE EL SALVADOR EN LA AMÉRICA CENTRAL(中央アメリカのエルサルバドル共和国)」と金色の文字が入ります。
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 1972年9月27日:現行国旗を制定
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「国家の象徴に関する法律」により、青・白・青の三色横帯に国章を配した旗(政府用)と、国章なしの三色旗(市民用)が正式に国旗として制定された。色や紋章の仕様もこの時に明文化された。
- 1912年5月17日:旧連邦旗を基にした国旗を採用
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中央アメリカ連邦時代の青・白・青の三色横旗を基礎に、国章を中央に配置した旗を採用。このデザインはのちの1972年制定国旗の原型となった。
- 1863年:独立回復戦争時の旗として再掲揚
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当時のエルサルバドルは中央アメリカ連邦を離れ、縦三色の旗(フランス国旗に類似)を採用。中央に国章を配したが、この変更は後に撤回された。
- 1823年:中央アメリカ連邦の旗を使用
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グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカとともに中央アメリカ連邦を結成し、青・白・青の横三色旗を使用。この配色はアルゼンチンやウルグアイと同様、空と海、そして平和を象徴していた。
- 1821年9月15日:スペインから独立
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独立当初は中央アメリカ全体で統一した旗がなく、地域ごとにスペイン植民地時代の旗や臨時の独立旗を掲げていた。
エルサルバドル・ニカラグア・ホンジュラスの国旗が似ているのは元々同じ国だから



エルサルバドル、ニカラグア・ホンジュラスの国旗がよく似ているのは、かつて「中央アメリカ連邦」という同じ国家に属していた歴史があるためです。
1821年にスペインから独立した中米地域は、グアテマラ・ホンジュラス・ニカラグア・コスタリカ・エルサルバドルの5カ国がまとまり、1823年に「中央アメリカ連邦共和国(正式名:中米合衆国)」を結成しました。この連邦の国旗は、青・白・青の三色横旗で、中央に連邦の国章が入ったデザインでした。青は太平洋とカリブ海、白は平和と団結を意味していました。
その後、1838年から1841年にかけて連邦は解体し、各国が独立していきましたが、多くの国が連邦時代の配色と基本デザインをそのまま自国旗として継承しました。エルサルバドル、ホンジュラス、ニカラグアの旗は、いずれもこの連邦旗を基礎としており、配色や横三色という構成がほぼ共通しています。
違いは主に中央の国章やエンブレムで、エルサルバドルは国名入りの円形ロゴ、ホンジュラスは5つの青星、ニカラグアは三角形の国章という具合に、それぞれが自国の象徴を加えて区別しています。つまり、この類似性は偶然ではなく、共通の独立と国家連合の経験を示す歴史的な名残です。
国情報
| 正式名称 | エルサルバドル共和国 |
|---|---|
| 首都 | サンサルバドル |
| 最大都市 | サンサルバドル |
| 公用語 | スペイン語 |
| 面積 | 21,040km² |
| 人口 | 6,486,000人 |
| GDP(一人あたり) | 4167ドル |
| 独立 | 1821年9月15日 |
| ccTLD | .sv |
| 国際電話番号 | 503 |

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