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イエメンの国旗

イエメン国旗

現在のイエメン国旗は、赤・白・黒の三つの横帯からなるシンプルな配色で、上下から赤・白・黒の順に並びます。縦横比は2:3です。これは1990年5月22日の南北統一に合わせて採択されました。配色はアラブ世界で広く使われる伝統色に基づき、赤は犠牲と団結、白は未来への希望、黒は過去の困難を象徴すると説明されています。

目次

カラー仕様(近似値)

色名RGBCMYKカラーコードPantone
206, 17, 380, 92, 82, 19#CE1126186 C
255, 255, 2550, 0, 0, 0#FFFFFF
0, 0, 00, 0, 0, 100#000000Black C

国旗の歴史的背景と成り立ち

2001年:憲法改正で国旗の色構成を条文に明記

憲法に「上から赤・白・黒の三色」と定める規定が置かれ、国旗の基本が再確認されました。

1990年5月22日:南北統一に伴い現行国旗を制定

北イエメン(イエメン・アラブ共和国)と南イエメン(イエメン人民民主共和国)が統一し、新国家イエメン共和国が成立。この時、エジプトやシリアの国旗に似た赤・白・黒の汎アラブ三色旗を採用した。紋章や追加記号を持たない、統一と団結を象徴する旗とされた。

1970年~1990年(統一前の北イエメン国旗)

北イエメンは赤・白・黒の三色旗に緑の五芒星を加えたデザインを使用していた。この星はイスラム教とアラブの統一を象徴していた。

1967年~1990年(南イエメン国旗)

南イエメンは赤・白・黒の三色旗の旗竿側に水色の三角形と赤い星をあしらったデザインを採用。これは社会主義体制とアラブ解放の理想を示すものだった。

1962年以前:北・南ともに別の植民地旗を使用

北はオスマン帝国やムタワッキリテ王国の旗、南はイギリス植民地時代の植民地旗が使われており、統一されたデザインは存在しなかった。

汎アラブ色(赤・白・黒)を使う主な国

エジプト国旗
  • イエメン:赤・白・黒の三色横旗(エジプトやシリアに似たシンプルな構成)
  • イラク:赤・白・黒の三色横旗の白帯に緑色で「Allahu Akbar(アッラーは偉大なり)」の文字
  • スーダン:赤・白・黒の三色横旗に緑の三角形(旗竿側)
  • エジプト:赤・白・黒の三色横旗の中央に金色のサラディンの鷲

エジプト国旗の赤・白・黒(と場合によって緑)を基調にした「汎アラブ色」を使っている国旗は複数あり、これらは20世紀のアラブ民族主義や独立運動の影響を受けたことから、互いにデザインが似ています。

国情報

正式名称イエメン共和国
首都サナア
最大都市サナア
公用語アラビア語
面積527,968km²
人口40,583,164人(2024年、世界銀行)
PPP換算GDP(一人あたり)
独立・建国1990年5月22日(南北統一・共和国成立)
ccTLD.ye
国際電話番号+967

国の場所

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