カタールの国旗は、竿側の白帯と、反対側の深い海老茶色をのこぎり状の境目9つで区切ったデザインです。比率は11:28という細長い形で、国家法と政府資料で明示されています。9つの突起は、1916年の条約後にカタールが湾岸の「友好首長国」グループに9番目に加わったことを象徴すると説明されます。色は2012年の旗法で公式化され、海老茶色はPantone1955C(Al Adaam)が基準です。白は平和の理念を、海老茶はこの地の歴史や流血の犠牲を象徴する解釈が広く紹介されています。配色は、日差しで赤染料が濃く変化した歴史や、古くからの紫系染料文化とも結び付けて語られます。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| えび茶(Al Adaam/公式) | 138,21,56 | 30,100,70,28 | #8A1538 | 1955C |
| 白 | 255,255,255 | 0,0,0,0 | #FFFFFF | — |
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 2012年12月16日:旗法を制定(Law No.14 of 2012)
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形状・比率・色・材質などの仕様を付属書で法定化し、えび茶をPantone1955Cと定義しました。取扱い規程や使用時の作法も整備されています。
- 1971年7月9日:現行意匠を採用(独立直前)
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白帯とえび茶の配色、9つの突起、比率11:28という骨格が整い、同年9月の独立を迎えました。
- 1930年代:色と形の確立(1932年提案〜1936年の濃色化)
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1932年に英海軍が赤地案を示しましたが、カタール側は伝統のえび茶系を主張。強い日差しで赤染料が濃く変わる事情もあり、1936年までに海老茶系へ定着していきました。のちに突起間に小ひし形や「Qatar」の文字を入れた時期もあります。
- 1949年:海老茶色の採用を明確化
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当時の統治者アリー・ビン・アブドッラの時代に、色を海老茶とする方針が改めて確認され、現在の系譜に直結しました。
国情報
| 正式名称 | カタール国 |
|---|---|
| 首都 | ドーハ |
| 最大都市 | ドーハ |
| 公用語 | アラビア語 |
| 面積 | 11,586km² |
| 人口 | 2,857,822人(2024年、世界銀行) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 121,610USD(2025年IMF推計) |
| 独立・建国 | 1971年9月3日(イギリスから独立) |
| ccTLD | .qa |
| 国際電話番号 | +974 |

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