ニューカレドニアでは、2種類の旗が公的に使用されています。ひとつはフランス国旗、もうひとつは独自の「カナック旗」と呼ばれる旗です。カナック旗は、青・赤・緑の三色を縦に並べた背景の中央に、黄色い円とその中に黒いシンボルが描かれたデザインです。青は空と海を、赤は独立運動における流血と団結を、緑は土地と自然を象徴しています。中央の黄色い円は太陽を表し、その中に描かれた黒いシンボルは「フルパ」という伝統的な槍と円盤状の装飾で、カナック文化と先住民の精神的遺産を示しています。この旗は、先住民族カナックのアイデンティティを象徴し、独立を求める政治運動とも深く結びついています。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| 青 | 0,56,168 | 100,67,0,34 | #0038A8 | 293C |
| 赤 | 206,17,38 | 0,92,82,19 | #CE1126 | 186C |
| 緑 | 0,122,51 | 100,0,58,52 | #007A33 | 348C |
| 黄 | 255,221,0 | 0,13,100,0 | #FFDD00 | 116C |
| 黒 | 0,0,0 | 0,0,0,100 | #000000 | Black C |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 2010年7月17日:フランス国旗とカナック旗の併用を正式化
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フランス政府と地元自治政府の合意により、ニューカレドニアでフランス国旗とカナック旗の両方を掲揚することが決定されました。これは、先住民族と非先住民の融和と共存を象徴する措置でした。
- 1984年:カナック旗の制定
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独立運動を推進する政党「FLNKS(ニューカレドニア・ソーシャリスト独立戦線)」によって旗が制定されました。デザインはカナック文化の象徴と自然を表す色彩が組み合わされ、独立運動の旗印となりました。
- 1853年:フランスの植民地化
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ナポレオン3世の命令によりフランスが領有を宣言し、以降フランス国旗が唯一の公式旗として使われました。
国情報
| 正式名称 | ニューカレドニア |
|---|---|
| 首都 | ヌメア |
| 最大都市 | ヌメア |
| 公用語 | フランス語 |
| 面積 | 18,576km² |
| 人口 | 271,407人(2024年推計) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 38,921USD(2024年IMF推計) |
| 独立・建国 | 未独立(フランスの特別共同体) |
| ccTLD | .nc |
| 国際電話番号 | +687 |

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