レバノンの国旗は、上下が赤、中央が白の横三帯で、白帯の幅は赤帯2本分に等しく、中央の白帯の1/3を占める緑の杉(レバノン杉)が描かれ、その頂と根が上下の赤帯に触れるのが法で定められた要件です。赤は独立のために流された血、白は平和やレバノン山脈の雪を、杉は永続・不朽の象徴と解されます。現在の旗は1943年12月7日に憲法の改正条文で採用され、フランス委任統治下で用いられた「三色旗+杉」を、独立運動の文脈で青を除いて横三帯化した経緯があります。杉は全体が緑色で表され、幹を茶色にするのは法の文言に合致しません。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード |
|---|---|---|---|
| 赤 | 240,34,51 | 0,93,75,0 | #F02233 |
| 緑 | 0,149,48 | 84,12,100,1 | #009530 |
| 白 | 255,255,255 | 0,0,0,0 | #FFFFFF |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 1990年9月21日:憲法改正・規定整理
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内戦終結に向けた体制再編の中で憲法条文の整備が行われ、実務上も「杉は全体を緑で表す」扱いが徹底されたと整理される(1943年条文の趣旨を維持)。
- 1943年12月7日:現在の国旗を憲法に明記
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白帯の幅や杉の大きさ・位置(白帯の1/3、上下の赤帯に接する)までを憲法第5条で規定。独立運動の高まりの中、議会で縦三色の青を外し、横三帯に改めた。
- 1920年9月1日:フランス委任統治期の旗(「三色旗+杉」)
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「大レバノン」宣言に伴い、フランス三色旗の中央白帯に杉を配した意匠が用いられた。独立前の象徴として現在の国旗の下敷きになった。
- 〜1918年:オスマン期
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帝国の赤旗(新月星)等が公的に用いられ、レバノン固有の近代国旗はまだ成立していなかった。独立後に杉が国民的シンボルとして前面化する。
国情報
| 正式名称 | レバノン共和国 |
|---|---|
| 首都 | ベイルート |
| 最大都市 | ベイルート |
| 公用語 | アラビア語 |
| 面積 | 10,452km² |
| 人口 | 5,805,962人(2024年World Bank) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 11,800USD(2024年IMF) |
| 独立or建国 | 1943年11月22日(独立記念日) |
| ccTLD | .lb |
| 国際電話番号 | +961 |

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