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ドミニカ共和国の国旗

ドミニカ共和国の国旗

ドミニカ共和国の国旗は、白い十字で4分割された青と赤の地を持ち、中央に国章を配しています。

  • 青:自由
  • 赤:独立のために流された血と勇気
  • 白:信仰と平和
  • 中央の国章:聖書(ヨハネによる福音書8章32節「真理はあなたたちを自由にする」)と十字架、左右にオリーブとヤシの枝、上部に国の標語「Dios, Patria, Libertad(神・祖国・自由)」

中央に国章を配する国旗は他にも存在しますが、国章の中に聖書と十字架、そして具体的な聖句が描かれている例は非常に珍しいとされています。

目次

国旗の歴史的背景と成り立ち

1908年:現在の国旗デザインを正式採用

国章のデザインが確定し、旗全体の比率や色調も標準化された。国章内の聖書にはヨハネ8章32節が明記され、十字架とともに信仰の象徴性が強調された。

1863年:独立回復戦争時の旗として再掲揚

1861年にスペインの支配下に戻った後、独立回復戦争(1863〜1865)が勃発。この戦いの中で、現在の国旗デザインが再び抵抗と独立の象徴として掲げられた。

1844年2月27日:独立とともに最初の国旗を制定

ハイチからの独立を果たした日に、白い十字で4分割された青と赤の旗が初めて掲げられた。このデザインは独立運動組織「ラ・トリニタリア(La Trinitaria)」の旗に由来し、白十字は信仰、青と赤は当時のハイチ国旗の色を受け継ぎつつ新たな意味を与えた。当初の国章は現在よりも簡略化されていた。

ドミニカ共和国とドミニカ国との違い

ドミニカ国とドミニカ共和国は名前が似ていますが、国の位置・言語・歴史・国旗デザインなどがまったく異なります。ドミニカ国の由来として、1493年にコロンブスが島を発見した日が日曜日(ラテン語でDominica)だったことから命名され、ドミニカ共和国(Dominican Republic)の由来は、守護聖人サント・ドミンゴ(聖ドミニクス)にちなんで名付けられた都市名から国名となっています。

つまり、語源はラテン語の「Dominicus(主に関する、聖なる)」に共通していますが、直接的な歴史的つながりはほとんどありません。

基本情報

項目ドミニカ国ドミニカ共和国
場所カリブ海の小アンティル諸島(マルティニーク島とグアドループ島の間)カリブ海の大アンティル諸島・イスパニョーラ島の東部(西部はハイチ)
首都ロゾーサントドミンゴ
面積約750 km²(東京23区より少し大きい)約48,670 km²(九州とほぼ同じ)
人口約7万人約1,100万人
公用語英語スペイン語
独立元イギリス(1978年)ハイチから独立(1844年)、その後スペイン・米国支配を経て再独立
政治体制立憲君主制(英連邦加盟国)大統領制共和制

デザインの違い

ドミニカ国の国旗
  • 緑地+黄色・白・黒の十字
  • 中央に赤い円、その中に紫色のシソインコと10個の緑の星
  • 自然豊かな島国と多民族の団結を象徴
  • 紫色の国旗は世界的にも珍しい
ドミニカ共和国の国旗
  • 白い十字で4分割された青と赤の地
  • 中央に国章(聖書・十字架・オリーブとヤシの枝、国の標語)
  • 青は自由、赤は独立のための犠牲、白は信仰を象徴
  • 中央の国章にはスペイン語の標語「Dios, Patria, Libertad(神・祖国・自由)」

国情報

正式名称ドミニカ共和国
首都サントドミンゴ
最大都市サントドミンゴ
公用語スペイン語
面積48,730km²
人口1084万8000人
GDP(一人あたり)8,595ドル
独立1865年8月16日
ccTLD.do
国際電話番号1-849

国の場所

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