モロッコの国旗は、赤い地に緑色の五芒星(五角の星)が中央に描かれたシンプルなデザインです。赤はモロッコ王家(アラウィー朝)の伝統色で、勇気や力を象徴します。中央の緑の星は「ソロモンの印」と呼ばれ、イスラム教における平和・希望・生命を象徴するとともに、五つの頂点はイスラム教の五行(信仰告白、礼拝、喜捨、断食、巡礼)を表します。緑はイスラムの象徴色であり、精神的な純粋さと平和を意味します。この旗は1915年に制定され、独立後も王国の象徴として継承されています。
目次
カラー仕様(近似値)
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| 赤(地) | 206,17,38 | 0,92,82,19 | #CE1126 | 186C(参考) |
| 緑(星) | 0,122,61 | 100,0,50,52 | #007A3D | 3425C(参考) |
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 1956年3月2日:独立後も現行デザインを継承
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フランスとスペインの保護国体制から独立した後も、王国の象徴として1915年制定の旗が引き続き使用されました。
- 1915年11月17日:緑の五芒星を中央に加えた現行デザインを制定
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スルタン・ユースフの時代、国際的に差別化を図るため、赤地にイスラムの象徴である緑色の五芒星を配置する現行デザインが導入されました。それ以前の赤一色の旗では他国旗との識別が難しかったことが背景にあります。
- 17世紀以降:赤地の旗を王国の象徴として使用
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アラウィー朝が王家の色として赤を採用し、王国旗に使用しました。赤は権威と王権を象徴し、軍旗や海上旗としても用いられました。
国情報
| 正式名称 | モロッコ王国 |
|---|---|
| 首都 | ラバト |
| 最大都市 | カサブランカ |
| 公用語 | アラビア語、ベルベル語 |
| 面積 | 446,550km² |
| 人口 | 37,840,000人(2024年推計) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | 11,970USD(2024年IMF推計) |
| 独立・建国 | 1956年3月2日 |
| ccTLD | .ma |
| 国際電話番号 | +212 |

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