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クウェートの国旗

クウェートの国旗

クウェートの国旗は、上から緑・白・赤の横三色に、左側へ黒い台形を重ねた構成です。独立直後の1961年9月7日に法で形と配色が定められ、同年11月24日に初掲揚されました。独立前は湾岸地域で一般的だった赤い旗系を用いていましたが、独立を機にアラブ世界との連帯を示す汎アラブ色(緑・白・赤・黒)に切り替えています。4色の解釈は、中世の詩人サフィー・アッディーン・アル=ヒッリーの詩に由来するとされ、「善い行いは白、戦いは黒の日、草原は緑、剣は赤」と説明されます。黒い台形は他国旗と識別しやすい独自の形で、三色の帯を引き締めつつ、左側(掲げるときに先頭側)に重心を置くデザイン上の工夫といえます。縦横比は1:2です。

目次

カラー仕様

色名RGBCMYKカラーコード
0,122,61100,0,81,0#007A3D
255,255,2550,0,0,0#FFFFFF
206,17,380,92,82,19#CE1126
0,0,00,0,0,100#000000

※近似値です

国旗の歴史的背景と成り立ち

1961年9月7日:現行旗を採択(11月24日初掲揚)

独立(1961年6月)を受け、従来の赤旗系から汎アラブ色の新デザインへ切替。独立国家としての新しいアイデンティティとアラブ世界との連帯を示す狙いがあった。

1940年〜1956年:赤旗に隼の爪を追加

1921年版に王家サバー家の意匠(隼の爪)を加えて権威と統治の象徴性を強化。保護条約下でも自国の紋章性を示す意図があった。1956年には表章類が正式化される。

1921年〜1940年:赤旗にシャハーダを追加

赤一色の旗にイスラームの信仰告白文を加え、宗教的正統性と自立性を打ち出した段階。保護関係下でも独自性を明確にする役割を果たした。

1914年〜1921年:赤旗に「クウェート」表記

第一次世界大戦でオスマン旗と同じ赤旗を使うと英軍との誤認が生じたため、敵味方識別の実務的理由から国名表記入りの赤旗へ変更。

1903年:来訪対応の特例旗

インド総督カーゾン卿来訪時、保護条約関係に配慮し、オスマン旗掲揚を避けるため「我らは神に依る」の語句入り赤旗を掲げた。外交上の非礼回避が背景。

〜1899年・保護条約期:赤系旗とオスマン旗の使用

湾岸地域で一般的だった赤旗や、オスマン期には三日月星の旗が用いられた。1899年の英–クウェート協定以降も赤旗系が続いたが、独立後に汎アラブ色へ転換している。

国情報

正式名称クウェート国(State of Kuwait)
首都クウェート市
最大都市クウェート市
公用語アラビア語
面積約17,820km²
人口4,973,861人(2024年)
PPP換算GDP(一人あたり)51,636USD(2024年世界銀行)
独立or建国1961年6月19日(独立)
ccTLD.kw
国際電話番号+965

国の場所

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