サンピエール島・ミクロン島には、公式の地域旗はなく、唯一の公式旗はフランス三色旗です。一方で、島内では青い地に金色の大型帆船、下に白い波、左側の縦帯にバスク・ブルターニュ・ノルマンディーの意匠を並べた「船の旗(いわゆる“黄色い船”)」が広く掲げられています。帆船は探検家ジャック・カルティエが乗ったとされるグランド・エルミーヌ号を表し、左側の三部の意匠は島の入植者の主要な出自(バスク、ブルターニュ、ノルマンディー)を象徴します。この旗は1982年に非公式の地域旗として作られ、現在も役場や領政府庁舎の場面を含め住民・機関で慣用的に用いられています(ただし法的に「公認」された旗ではありません)。
目次
カラー仕様
| 色名 | RGB | CMYK | カラーコード | Pantone |
|---|---|---|---|---|
| 青(地) | 0,169,224 | 100,20,0,12 | #00A9E0 | 2995C(参考) |
| 金(船体・王冠など) | 255,205,0 | 0,19,100,0 | #FFCD00 | 116C(参考) |
| 白(帆・波) | 255,255,255 | 0,0,0,0 | #FFFFFF | — |
| 黒(線・輪郭) | 0,0,0 | 0,0,0,100 | #000000 | Black |
| 赤(左側意匠:バスク・ノルマンディー) | 206,17,38 | 0,92,82,19 | #CE1126 | 186C(参考) |
| 緑(左側意匠:バスク) | 0,154,68 | 100,0,56,40 | #009A44 | 347C(参考) |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 2003年3月28日:憲法改正で「海外集団(COM)」枠を整備、同地はCOMとして位置づけ
-
フランスの2003年憲法改正で海外制度が再編され、サンピエール島・ミクロン島はCOMの地位となりました(制度詳細は2007年の有機法で整備)。公式旗はフランス三色旗のままです。
- 1980年代:非公式の「船の旗」が島内で定着
-
1982年に紋章を横長の旗に展開した意匠が作られ、民間・自治体で掲げられるようになりました。帆船はグランド・エルミーヌ号、左側の三部意匠は入植者の出自を示します。
- 1946年以降:フランスの海外領として三色旗を使用
-
戦後の制度下でフランスの一部として運営され、唯一の公式旗はフランス国旗という運用が続きます。
- 1794年2月15日:フランス三色旗を国旗として制定
-
フランス本国で三色旗が制定され、以後この地域でも公式旗は三色旗です。
国情報
| 正式名称 | サンピエール島・ミクロン島 |
|---|---|
| 首都 | サン=ピエール |
| 最大都市 | サン=ピエール |
| 公用語 | フランス語 |
| 面積 | 242km² |
| 人口 | 5,819人(2022年、INSEE法定人口) |
| PPP換算GDP(一人あたり) | —(国際機関の地域別PPP系列なし) |
| 独立・建国 | 未独立 |
| ccTLD | .pm |
| 国際電話番号 | +508 |

コメント