イラクの国旗は、赤・白・黒の横三色旗で、中央の白地に緑色のアラビア文字で「アッラー・アクバル(神は偉大なり)」と書かれています。これはクーフィー体で記され、イスラム教の信仰と国家の理念を象徴します。配色は汎アラブ色と呼ばれ、赤は勇気や殉教、白は純粋さや平和、黒は過去の抑圧と勝利を意味します。この三色は、1916年のアラブ反乱旗に由来し、アラブ世界で広く使われています。
目次
カラー仕様
| 色 | カラーコード | RGB | CMYK |
|---|---|---|---|
| 赤 | #CE1126 | 206, 17, 38 | 0, 92, 82, 19 |
| 白 | #FFFFFF | 255, 255, 255 | 0, 0, 0, 0 |
| 黒 | #000000 | 0, 0, 0 | 0, 0, 0, 100 |
| 緑(文字) | #007A3D | 0, 122, 61 | 100, 0, 50, 52 |
※近似値です
国旗の歴史的背景と成り立ち
- 2008年1月22日:現在のデザインを正式採用
-
「アッラー・アクバル」の文字がクーフィー体に変更され、サダム・フセイン政権時代の筆記体を廃止。過去の政権色を排しつつ、イスラム教の象徴を維持した。
- 1991年:湾岸戦争直前の改定
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中央の「アッラー・アクバル」が追加され、当初はフセイン大統領の筆跡で書かれた筆記体が使用された。
- 1963年:赤・白・黒の三色旗を導入
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バアス党主導の政権樹立後、アラブ統一を意識し、シリアやエジプトの国旗と類似した汎アラブ色のデザインに変更。中央には三つの緑の星が配置され、これが後の文字部分に置き換えられることになる。
汎アラブ色(赤・白・黒)を使う主な国




- イエメン:赤・白・黒の三色横旗(エジプトやシリアに似たシンプルな構成)
- イラク:赤・白・黒の三色横旗の白帯に緑色で「Allahu Akbar(アッラーは偉大なり)」の文字
- スーダン:赤・白・黒の三色横旗に緑の三角形(旗竿側)
- エジプト:赤・白・黒の三色横旗の中央に金色のサラディンの鷲
赤・白・黒(と場合によって緑)を基調にした「汎アラブ色」を使っている国旗は複数あり、これらは20世紀のアラブ民族主義や独立運動の影響を受けたことから、互いにデザインが似ています。
国情報
| 正式名称 | イラク共和国 |
|---|---|
| 首都 | バグダード |
| 最大都市 | バグダード |
| 公用語 | アラビア語、クルド語 |
| 面積 | 437,072km² |
| 人口 | 46,042,015人 |
| GDP(一人あたり) | 4,223ドル |
| 独立 | 1932年10月3日 |
| ccTLD | .iq |
| 国際電話番号 | 964 |

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